以前では本を出版する場合には自分の手で原稿を出版社に持ち込み、完全に出版費用を自腹で賄うのが一般的でした。ですが最近の自費出版では出版社と筆者が内容を協議し合い、費用を折半して支払う方法が広がってきています。この方法でしたら本屋などの商業ベースに乗せることもできます。自費の割合は高くなりますが、身内に配布する出版物の場合でも担当と相談してクオリティの高いものを制作することができます。
また、この場合の利点としては担当の方と話し合いながら書きたいことを練って行けますので、文面としては未完成でまとまっていないものでも完成形まで持っていけるという点です。

ウェブから小説を依頼される例も

また最近では自分の小説や詩などを投稿するサイトがいくつもあります。その中で読者によく読まれていたり、編集者が売れると確信を持ったものに対してはそのまま企画出版を持ちかけられるケースもあります。これも、設立当時と比べて多くの出版社が関心を寄せています。サイトでも公式企画として出版社とタイアップして小説大賞などを行っているので、この道からプロの小説家になる方も少なくありません。小説や詩を評価されたい方だけでなく、オリジナルの作品であれば掲載可能の作品を利用して、とにかく自分の作品を読んでもらいたいという方の発表の場ともなっています。これも一種の自費出版と言えるのかもしれません。

自費出版が売れてからのステップアップ

出版社と内容などを話し合って本を出版した場合、商業ベースに乗せて反応が良ければ印税という形で高率の売上還付金が入ってくる他、究極の形としては企画出版という形で出すこともあります。
企画出版になりますと出版費用は出版社持ちになりますので個人の支出がほとんどなくなりますが、印税は大体10%前後になります。自費出版の場合最大50%ではありますが出版費用がかかることを考えると、こちらからの支払い無しに印税が入ってくるというのは大きなメリットになります。また、商業ベースで広告を行いますので著者の知名度も上がります。専門の知識をまとめた本を執筆した場合、意見やアドバイスなどを求められることもありえます。自分の仕事分野の本が商業ベースに乗ると今後のビジネスにも良い影響を与えてくれますので自費出版から企画出版へのステップアップを目指すのも良いでしょう。

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